内観体験記 VOL:18

今回、彼に対しての内観を試みて、今まで考えていた物とは違う感を多く味わった。それまでは、「彼が苦悩を繰り返し最悪の事態に追い込んだものは、何だったんだ」と云う思いは拭い去れなかったが。そして、部外者は単に「早まっただけ・・・」と思うかもしれない。しかし、今回の内観で「それだけではないんだ〜」と云う彼の聞こえてきた様に思う。それは、彼の名誉と私の彼に対して思慕と云うか、畏敬の念を持ち続ける事で、改めて感じた私の胸の内はあえて語らない事にする。私がお浄土に召された時、その時嘆き悲しんだ両親と共に聞いてみようと思っている。