2011-01-01から1年間の記事一覧
6月7日、内観6日目に突入。突入はちょっと大袈裟かも知れないが、昨日の後半から内観事態が楽しく出来るようになってきた。昨夜、就寝後しばらくして目が覚め、1時間ほど今回の体験など取り留めのない事を考えた。毎日の仕事や家庭での雑事などに追われ…
6月6日、内観も今日で5日目入った。不思議な事に、この5日間それほど仕事の事や家の事に思いを巡らす事がなかった。事前に周到とは言えないがいろいろと手を打ってきた事もあるが、何故か後ろめたさも感じる。後、今日を入れて3日、ここまで来たのだ、…
内観体験記NO10続き・・・ さて、本筋に戻そう。今日の9時から水野先生の講話、そして10時半からお昼まで境内の清掃と先ほど発表があった。清掃でも何でも良い、外に出られる事がこれほど嬉しかった事がない。さすが、粋な計らいも用意してあったのだ。さ…
内観4日目の朝を迎える。起床4時少し過ぎ、まだ仲間は就寝中だ。連日の内観で疲れているのだろうか、高いびきの方もいる。それだけ内観に連日打ち込んでいられるのだろうか、それとも諦めて開き直っていられるのか分からない。もし前者だったとしたら、自…
内観とは、字のごとく「内を観る」と云うことである。つまり、自分を知ることであると理解している。誰もが相手の顔を即座に見る事が出来る。しかし、自分を見ようとすると鏡が必要になる。鏡だけではこれまた不十分である。そこには光がなければどんな良い…
入所3日目である。さすが3日目ともなると一日のパターンと云うか、要領が分かってきた。朝の4時半起床は、元来早起きの習性のある私には当初から気にならなかったし、根は真面目一方であるから??、規律ある生活もさほど苦にならない。しかし内観に対し…
午後5時、少し遅い夕食、玄米食にも幾分慣れてきたようだ。1日目、2日目は家内の作ったカツ、焼きそばがなどが目に浮かんだが、それも徐々に消えてきたようである。それどころか、何故かこの食事が有り難く思えるようになってきたから多少は内観の効用が…
最後に水野先生の講話である。水野先生の紹介が遅れたが、先生は20数年前に奥さんのご病気を期に当地に来られたそうである。住職もいないこの荒れ寺を苦労に苦労を重ね、現在の寺にされたそうである。最近は近くまで民家が立ってきたが、当時はキツネやタ…
二日目である。昨日は初日と云う事で少々緊張して疲れたのか、それとも就寝前のあの体験談が感動的だったのか、昨夜は心地好い眠りであった。気がついたら午前3時過ぎ、まだ早いと思い一眠りすると4時でだった。朝の早い事はいつもの事、あまり早くからバ…
とても今日は駄目だ。無性に煙草が吸いたい。たばこはご法度と聞いていたが、どうも良いらしい。内観途中に便所に行く振りをして抜けだし、お手伝いさんに煙草を買ってきてくれる様お願いする。幸い今から朝日駅まで入所者を迎えに行くとのことで便乗させて…
食堂と云っても会議室の様な広間である。厨房は見当たらないから、別の場所にありそこから運んでくるらしい。テーブルに着くと、案内の人が「食前の言葉を唱和します」と言う。皆で合掌して唱和する。「我、今幸いにし仏祖のご加護と衆生の恩恵とにより、こ…
所定の手続きを済ませるとすぐ内観に入って下さいとの事、集合時間は九時と聞いていたが、もう今回の内観仲間、女性5名、男性3名が内観中である。時間より30分早く来たはずが、私が一番遅い様だ。道場は40畳ほどあるだろうか、中央には仏壇があり、そ…
6月2日、朝5時30分起床、今日から一週間、果たして勤まるだろうか心配だ。家内が前日の内に下着、洗面道具などを用意してくれている。後は自分自身との戦いであるから、頑張って行くしかない。8時15分、家内に送ってもらう。いつも通勤時通る道だが…
朝日町に合掌園と云う浄土真宗の寺院がある。修行道場としてはかなり知られた所だそうだが、近くにいて私は全然知らなかった。以前、マスコミにも紹介され、そこで行っている修行が心理学的にも非常に効果がある事が実証されたと云うものだった。それは「内…
昨日に続き、今日も朝から梅雨を思わせる様なしとしと雨。居間から見える庭のアジサイも、いよいよ緑を増してきた。雨も時折は風情があって良いものだが、連日となると気分も滅入ってくるから不思議である。沖縄では一週間程前に梅雨入りしたそうだから、例…
5月に入ってまとまった雨が降らなかったが、今日は久しぶりの一日中雨になった。
4月27日に植えたナスとししとうが、もう13日経つが育ちが悪い。土も野菜用の物を使い、鶏糞も十分すき込んだし、自分では満足していたものだから腑に落ちない。
2月27日、在職当時の友人と、某うなぎ屋での食事会の写真を送ってもらった。写真を見て、つくずく我が姿に落胆した。鏡で見てそれほど感じないでいたが、写真だと「歳を取ったなぁ〜」と思う。8月10日で67歳にもなるのだから当然と云えば当然だが。…
昨日に続き、今日も朝から梅雨を思わせる様なしとしと雨。居間から見える庭のアジサイも、いよいよ緑を増してきた。雨も時折は風情があって良いものだが、連日となると気分も滅入ってくるから不思議である。沖縄では一週間程前に梅雨入りしたそうだから、例…
一昨日は穀雨。桜も終わり、木々もますます緑を増し来る時節、農家では種もみを撒く時期でもある。
昨日、早朝に漬け込んだキュウリ、夜、晩酌のつまみに頂く。少々塩分が気になるが上々に仕上がり。今日は水分の多い物を漬けてみようかと思っている。ナスなどが丁度いいのだが、スーパーなどで見かけるものは大ぶり過ぎてあまり適さなし、さて困ったな。
ここ2,3日の暖かさに比べ、今朝の気温がやや低めで着替え時に久しぶりにヒーターをつける。この時期、よくある寒の戻りなんだろう。
糠床を仕込んで今日で丁度20日経った。二十日間で毎日の2回の手返しを、時には怠った事もあったが、カビも見られずほぼ順調にきている。本漬けは後十日前後が理想だが、この所の気温の上昇が功を奏してか、発酵も順調の様で、糠漬け本来の香りも安定して…
オリンピックの開会式では、各国選手団が自国の国旗を先頭に堂々と入場します。また、入賞した選手の表彰式には、国旗が掲揚されます。しかし、ハタは国旗だけではありません。シンボル、記号、儀礼、装飾と、数多くの種類ががあり、その用途はさまざまです…
昨夜未明から時折激しい勢いで雨が降ってきた。朝方には小降りになったものの午前中まで降り続く。洗濯物も連日の比べ少なめだったので、予報では今晩未明には上がり、明日は快晴とのことで、明日に持ち越すことにした。
「月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也」は元禄2年(1689)に奥羽北陸を行脚した、松尾芭蕉の紀行文、「奥の細道」の有名な冒頭の文です。行脚とは、僧が一定の住所をもたず、師や友を求め、自分の修養や教化のために、処々を遍歴することで、…
糠床を仕込んで今日で丁度20日経った。二十日間で毎日の2回の手返しを、時には怠った事もあったが、カビも見られずほぼ順調にきている。本漬けは後十日前後が理想だが、この所の気温の上昇が功を奏してか、発酵も順調の様で、糠漬け本来の香りも安定して…
藤原定家の歌で「はじめより、あふはわかれと聞きながら、暁知らで、人を恋ひける」というのがある。古来より、現代の歌謡曲に至るまで、この情念をうたったものは数多くあります。「会うは別れのはじめとは、知らぬ私じゃないけれど」という切ない思いは、…
「あばたもえくぼ」という諺をご存じですか。愛する者には、あばたさえもえくぼに見えるという、ほほえましい例えです。怖いと恐れられている人の目には、枯れ尾花もゆうれいに見えるという、「ゆうれいの正体見たり枯れ尾花」の類です。この「あばた」とは…
「あばたもえくぼ」という諺をご存じですか。愛する者には、あばたさえもえくぼに見えるという、ほほえましい例えです。怖いと恐れられている人の目には、枯れ尾花もゆうれいに見えるという、「ゆうれいの正体見たり枯れ尾花」の類です。この「あばた」とは…